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介護職の転職

介護職の転職のサポートならお任せください

  • 現在の職場環境が合わず転職したい
  • 人間関係のストレスで辞めたい
  • 転職を考えているけれど、希望に合った仕事が見つからない…
  • 忙しくて仕事を探す暇がない…

など転職をお考えの介護職の方、「未経験だけど介護の仕事をしたい」とお考えの方、お悩みやご不安をお聞かせください。
経験豊富な専任コンサルタントが、転職活動をサポートさせていただきます。

介護職からの介護職への転職

介護職の離職・転職理由

介護の仕事にやりがいを実感しつつも労働環境や勤務先の待遇に不満を抱え、離職を選ぶ方は少なくありません。
介護労働安定センターの公表資料によると、介護業界における「仕事を辞めた理由」の中で多いものは、

  • ①結婚、出産、妊娠
  • ②将来の見込みが立たなかった
  • ③職場の人間関係
  • ④収入が少ない
  • ⑤他によい仕事・職場があった
  • ⑥新しい資格を取った
  • ⑦法人や施設・事業所の理念や運営のありかたに不満があった

でした。「離職」「転職」と一口に言っても、介護業界自体を離れることと、業界内で転職を行うことでは、大きく違います。
いかに今の仕事に不満があるからといって、安易に介護業界を離れる決断を行うというのは、知識や経験を武器とした転職のチャンスを逃してしまうリスキーな行為です。

介護業界で働き続けるメリット

介護業界を離れた方のうちには、離職を後悔し介護職への再就職を検討する方もいらっしゃいます。
ご利用者や家族から感謝されることなど、介護の大きなやりがいが何物にも代えがたいということが、その理由の大きなものです。

厚生労働省の公表資料によると「2025年度末には約245万人の介護人材の需要が見込まれ、約55万人の人材不足が発生する」と言われています。
超高齢社会の進展による介護人材不足により、介護業界は求職者側の売り手市場が継続する見込みです。
さらに厚生労働省は、アクティブシニア(定年退職後の元気な高齢者)を介護人材として活用することに意欲的です。
介護のスキルや経験を磨いていけば、定年退職後も働き続けて一定の収入を獲得するという新しいキャリアを選択できます。

つまり、介護は生涯を通して安定的な働き方の実現を図ることができ、これからの時代において長期キャリアの形成に適したものということができます。
一時のネガティブな感情に任せて介護業界を見限り、ご自身のキャリアを捨ててしまうことは、得策ではありません。

転職という選択肢と後悔しない転職のための3つのポイント

介護の仕事を「辞めたい」と感じられている方に、「介護そのもの」が嫌になってしまったという方はほとんどおられません。
つまり、「辞めたい」という理由の多くは、転職による労働環境や働き方の変更で解決を図ることが可能なのです。
職場を変えれば解決できる悩みのために介護の仕事そのものを辞めてしまう必要はありません。
転職により自分に合う働き方を実現できる職場を見つけて、楽しく働くことができるはずです。

介護業界の転職で後悔しないためには、以下のポイントを押さえる必要があります。

転職先を決める前に施設見学等で施設をしっかりチェックする

まず、自分の希望に近い施設を探すために、徹底的に情報収集しましょう。
求人サイトの情報や介護施設のホームページに目を通すことはもちろんですが、それだけでは十分とはいえません。ぜひ施設見学を行いましょう。
施設見学では、以下のことを主にチェックしましょう。

  • 全体的な施設の雰囲気
  • スタッフの人数、人員が足りているか、過剰に忙しそうにしていないか
  • スタッフの表情(イキイキ働いているか)やサービス提供体制、職場環境
  • ご利用者の表情や生活環境

ただ見るだけでなく、担当者に積極的に質問しましょう。離職率、平均的な残業時間、教育体制などはぜひ確認したいところです。これらの情報を踏まえ、実際に自分がそこで働くことをイメージし、総合的な判断を行ってください。

自分が大切にしたいこと・譲れないこと・叶えたいことなど条件の優先順位をつける

ご自身が理想とする職場の条件(大切にしたいこと・譲れないこと・叶えたいこと)や、転職する目的を整理し明確にしましょう。
その条件のうち、最優先にしたいものはどれかなど、優先順位をつけましょう。
介護業界は求人数に対する求職者数が不足しているため、働いてみたいと感じる職場が複数が見つかる可能性が高くあります。
「どのような職場が自分にとって理想か」「なぜ転職するのか」をはっきりさせ、施設の方向性・給与・人間関係などの軸を定めて仕事探しを行うことが大切です。

コンサルタントに相談しながら転職先を探す

情報収集や自己分析を行うことは簡単ではありません。
特に、在職中の場合、時間を見つけることも心の余裕を持つことも難しいということが多くあります。
効率的に転職活動を進めるために、介護業界に強いコネクト医療ナビのコンサルタントにぜひ相談ください。
コネクト医療ナビのコンサルタントは各地の医療機関や介護施設の事情に精通し、多くの情報を持っています。
ご自身の希望や適性に沿う求人の紹介はもちろん、面接対策、履歴書の添削もサポートさせていただきます。

未経験からの介護職への転職

介護職は、経験のある・なしにかかわらず、広く転職者に門戸を開いている業種です。
実際に無資格・未経験から介護職に挑戦し、現場で活躍している方はたくさんいらっしゃいます。
しかし、いざ未経験の方が介護職への転職を考えると、「何か知識や経験が必要なのではないだろうか」「自分に向いているのだろうか」など、不安に感じられるものです。

本当に未経験でも介護職として働ける?

介護職への転職を希望する方のうち、およそ三割は未経験です。
そのような介護未経験の方は、以下のようなきっかけで介護職への転職を考えることが多いようです。

■ハローワークで勧められて

ハローワークでは、職業訓練として介護職の入門となる資格である「介護職員初任者研修」の受講を勧められる場合があります。
何となく勧められて受講した研修や資格取得をきっかけに、介護職に興味を持ったという方が多くおられます。

■安定性の高さやステップアップできるということに魅力を感じて

超高齢化社会の中、介護への需要は高まっており、将来的な安定性が見込める業界です。
また、経験を重ねることで取得できる資格もいくつかあるため、ステップアップの道筋が見えるのは大きな魅力です。

■介護利用者や介護職の方との接点があった

例えば店舗のスタッフとして勤務していたときに、買い物に来るホームヘルパーさんを見て介護に興味を持ったという方もおられます。
また、ボランティアへの参加から介護へ興味を持った方もいます。
このように、介護を利用される方や介護職の方と接点があり、介護職への転職を決めたというケースもあります。

■家族の介護を通して

祖父母や親などの介護をきっかけに介護職への道を考えた方も多いです。
また、いずれ家族の介護が必要になること、自分が介護されることを考えて、先に知識を身につけておきたいと考えて介護職を選ばれる方もいらっしゃいます。

介護職の職場とその特徴

介護の仕事の中心は、いわゆる「三大介助」と呼ばれる食事、排泄、入浴の介助です。これは、どんな施設に勤務しても基本的には変わりません。
それに加え、派生する業務は多岐にわたり、施設の種類や形態によって、それぞれの業務の頻度ややり方、業務の比重にかなり違いはあります。
以下に、介護職の主な職場とその特徴をご紹介します。

特別養護老人ホーム
特別養護老人ホーム(特養)は、原則要介護3(移動や着脱、排泄行為が一人でできないなどの状態や認知機能の低下が見られる状態)以上の高齢者が入所できる施設です。
利用者は、寝たきりの方や重度の認知症の方もいて、基本的には「終(つい)のすみか」となっており、看取りまで行うところがほとんどです。
介護老人保健施設(老健)
介護老人保健施設(老健)は、病院での急性期治療や回復期リハビリテーションと自宅療養のあいだに利用される中間施設です。
リハビリを行い、いずれ自宅に戻ることを目的としています。
さまざまな介護度の方が混在しているため、一人ひとりの状態を理解し、それぞれに合った対応が必要です。
有料老人ホーム
有料老人ホームは、「一時的利用が中心のリハビリホーム」や「手厚い介護がついた終のすみか」「特養の順番待ちのあいだだけ利用するホーム」など、さまざまなタイプがあります。
特養、老健に比べてサービスの質にこだわっている施設が多く、介護職にも接遇やコミュニケーション能力が求められます。
病院
医師、看護師を中心に動いている病院は、治療のための施設ですから、介護の専門職というより看護助手というポジションで働くことが多いです。
そのため、入院のための搬送業務やシーツ交換、医療物品の補充などの雑用も行います。
デイサービス/
通所リハビリテーションセンター
デイサービスや通所リハビリテーションセンターは、利用者が日中に通う形式の施設です。
経営者や施設のコンセプトにより、リハビリに特化した施設やカフェのように安らげる空間を提供する施設、利用者のニーズに応えてマージャンやカジノで遊べる施設まで、さまざまなところがあります。
レクリエーション色の強い施設の場合は、介護職も利用者の前で話したり、アクティビティを行ったりする機会が多くなります。
個人宅
身体介護や生活援助が主な仕事です。
掃除やゴミ捨て、調理、入浴、通院介助など、各利用者ごとにさまざまな支援を行います。

介護職未経験者が仕事を辞めてしまう理由は職場選びにある

介護職を未経験から始めてすぐに辞めてしまった人に離職の理由を聞くと、「教えてくれる人がいなかった」「人手不足ですぐに夜勤に入ることになった」など、知識・技術をしっかり教えてもらえる環境でなかったを挙げるケースが非常に多く見られます。
きちんと指導を受けられる施設、自身の希望に合った働き方ができる施設を選ぶことは、特に未経験者の場合とても重要になります。

ウェブサイトなどで施設情報のみからどの施設が自分に合っているのかを判断することはとても難しいです。
コネクト医療ナビのコンサルタントにご相談いただければ、ご自身のご要望や不安に感じられている点を踏まえ、最適な施設をご紹介させていただきます。

介護職に転職する前に知っておきたい介護職のやりがいと注意点

介護職は、未経験の転職者にも広く門戸を開いている職業ではありますが、決して簡単な仕事ではありません。
介護職ならではのやりがいと、働くにあたっての注意点に十分に把握しておきましょう。

介護職のやりがい

■年齢や経験に関係なく挑戦できる

未経験から年齢や職歴に関係なく転職できます。子育てなどで仕事をすることにブランクのある人や、50~60代のセカンドキャリアとして職業を探している人でも挑戦することが可能です。
また、無資格であっても、施設の負担で働きながら資格を取ることができる制度を設けている施設も多くあります。

■経験を積むことや資格の取得でステップアップができる

経験を積み、「介護職員初任者研修」や「介護職員実務者研修」、そして国家資格の「介護福祉士」「ケアマネージャー」「社会福祉士」など、一つひとつ資格を取得していくことで、仕事の内容でも収入面でもステップアップしていけます。

■仕事で人の役に立てる喜びを実感できる

介護職を続けておられる方が一様に魅力・やりがいとして挙げられるのが「人の役に立っているという手応えを感じられる」ということです。
利用者やご家族からの喜ぶ姿を見られることや感謝の声をもらえることは、介護職ならではの魅力であるといえるでしょう。

介護職として働くにあたっての注意点

■最初のうちは給与は低めになる

介護福祉士の給与平均は、年収にして約350万円前後となっています。
しかし、これは夜勤手当や資格手当のつく経験者を含む平均です。
経験の浅いうちは夜勤にも入れませんし、資格がない場合は資格手当などもつかないため、最初のうちはどうしてもこれより低い額となります。
給与については、運営母体や働き方によって大きく異なりますので、確認が必要です。
また、ご自身の理想とする給与について明らかにしておくことも大切です。

■排泄介助がある

介護は人の生活を支える仕事であり、多くの場合、利用者の排泄介助が業務の一つになっています。
排泄介助は生活の一部であることはいうまでもなく、また利用者の状態を観察するという意味合いも持つ重要な業務です。
そういった業務があるということはしっかり理解しておく必要があります。

■施設勤務の場合、夜勤がつきもの

施設の勤務体制は、基本的に早番、日勤、遅番、夜勤のシフト制です。
月に何度か夜勤を行うことが必須です。
また、施設は365日営業のため、固定休はあまり期待できません。
転職先がどのような勤務形態の施設なのかを確認し、また自分はどのような勤務体系で働きたいのかを整理しておきましょう。

相談できる人を見つけよう

未経験から介護職に転職した方は「認知症の利用者さんへの対応の仕方がわからない」「教えてくれる人がいなくて不安」「思ったより排泄介助がたいへんだった」「同僚や利用者さんとの人間関係がうまくいかない」などの壁にぶつかります。

これらをうまく乗り越えていくためには、まずは転職活動にあたり、しっかり自分に合った勤務先を選ぶことが重要です。
介護業界は業務内容も勤務形態も様々で、どんな転職先が自分に合っているのかを明確にすることはとても大変です。
ぜひ一度コネクト医療ナビへ相談ください。ご自身にとって理想の働き方、そしてそれに合う転職先を一緒に考えていきましょう。

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